元銀行員、Webライター兼Webマーケターのはましょーです。
私は銀行のリテール営業マンとして約3年間、個人の富裕層向けに外貨預金や投資信託、保険商品や相続関連業務の営業をしておりました。
転職後はWebマーケティング会社でコンサルタントとして活動、現在は独立しWebライター兼Webマーケターとして活動しています。
僕は、独立を目指し自己研鑽する中で、気付けば勉強が好きになっていました。
そのきっかけは、2018年11月にWebマーケティング会社へ転職後、新しい知識を身に付けていかければいけない状況になったことでした。
そして、いつの間にか頭でっかちな行動に移せない人間になっていました。
そこで今回は、
「なぜ新しいことに挑戦する時は、勉強しない方が良いのか」ということについてお伝えします。
【無駄】新しい挑戦をするなら勉強しないがおすすめ
新しいことを始めるときに勉強を始めた結果
なぜ、新しい挑戦を始めるときに勉強しない方が良いのか。
その理由は、勉強を始めることによって行動が大幅に遅れてしまう可能性があるからです。
僕がその良い例でした。
僕は銀行からWebマーケティング会社への転職時、将来は独立もしくは起業に挑戦したいと考えていました。
そしてWebマーケティング会社への転職後は、自分の修行期間と捉えひたすら本を読むなど独立するための勉強を開始。
一つのことを知るともっと知りたいという知識欲が湧き、毎晩、週末の休みもずっと本を読む生活を送っていました。
勉強すればするほど自分の知らないことが多すぎることを実感し、さらにインプットを重ねるスパイラルに。
知識や理論ばかりが頭に入れば入るほど、成功確率を高めるための方法がたくさん思い浮かび、実際に行動するまでのハードルが高くなります。
結果として本を読んで満足して何も行動に移さず、準備だけをしている状態が続いて、気付けば丸2年近く経っていました。
僕は学べば学ぶほど独立から遠ざかる「独立評論家」になっていました。
勉強することで「実際にやってみる」という行動ができなくなってしまったのです。
独立したいのであれば、直接的に必要な行動は今すぐにでも始められます。
修行期間が不要とまでは言いませんが、正直もっと違うやり方で早い段階から行動に移しておけばよかったという後悔があります。
このような僕の例から、まず勉強を始めるのではなく行動に移していきながら必要なインプットしていく、という形を強くおすすめします。
実際に、修行期間の2年間でインプットし続け、事業を作るためのフレームワーク、マーケティングのフレームワーク、マネジメント、会計、税制などなど、理論が頭に入りましたが、独立してから使うことはほんのわずかです。
勉強からやらずに行動から始めることの意義
繰り返しにになりますが、新しい挑戦をするなら行動から始めて適宜インプットしていく形を強くおすすめします。
なぜなら、もっとも価値があるのが「行動」であるからです。
行動を伴わないインプットに価値はありません。
行動があるからインプットが生かされるのです。
よく堀江貴文さんは言います。
「アイディアに価値はない」
まさにその通りだと思います。
インプットすることによってアイディアが出てくる部分もありますが、行動に移さなければ何も起こらないのです。
スキルを身に付ける場合であっても同様です。
例えばITの分野で独立したいと考えていた場合、Webライター、動画編集、Webデザイナー、ITエンジニアなど複数の分野で迷っていたとします。
もしそれぞれの分野について、ひたすら勉強しているだけだったらどうでしょうか?
自分の適性もわからないし、本当に稼げそうかどうかも全く見えてきません。
頭でっかちな理論だけでは、独立に近づくことができません。
成功確率を高めるために勉強をしているんだ!という声も聞こえてくると思いますが、どれだけ勉強しても成功確率が100%になることはありません。
もし仮にそれぞれの分野について勉強し続けて数年経ってから行動に移すのと、実際に行動に移してみてから判断し方向転換しながら模索し成功を見つけるのとではどちらが効率的でしょうか?
結局は、自分の行動の数が多いほど成功できる可能性は上がるものです。
まずは「考えるよりやってみる」を優先し、行動する中で改善したほうが圧倒的に効率が良いのです。
まとめ
何か新しいことを始めたいなら勉強せずに、行動しながら成功を見つけていく方がいいです。
頭でっかちな評論家にならず、行動を伴う実務家になりましょう。
勉強して満足して気持ちよくなりたいだけなら、
どこかの大学や研究機関に所属して勉強してください。
という言葉を、過去の自分に伝えてあげたい。
少しでも多くの人の参考になれば幸いです。
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