元銀行員、湘南出身Webライターのはましょーです。
私は銀行のリテール営業マンとして約3年間、個人の富裕層向けに外貨預金や投資信託、保険商品や相続関連業務の営業をしておりました。
転職後はITベンチャーのWebマーケティング会社でコンサルタントとして活動、現在はフリーのWebライターとして仕事をしております。
先日、クライアントへの初稿を終えたばかりの駆け出しWebライターなのですが、その初仕事を終えて感じたことを少し綴りたいと思います。
まずは、そもそもWebライターがどういう仕事かわからない方もいると思うので、仕事内容の説明と私の所感から参考になる情報をお伝えできればと思います。
【意外】Webライターの仕事 初稿を終えて感じた重要ポイント
Webライター仕事内容について
Webライターとは、一言で言うとWeb上のサイトなどに文章を書く人のことを言います。
このWebライターの仕事は実は多岐に渡ります。
主な項目は下記になります。
・SEO記事
SEO記事の制作とは、ネット上に作る企業やメディアなどの集客用ページの記事を作成する仕事です。
GoogleやYahooなどでキーワード検索をした際に、検索結果の上位に表示させる対策のことをSEO対策と言いますが、そのために記事を作成する仕事ということになります。
今では多くの企業がWebライターを雇って記事作成に力を入れているため、Webライターの仕事としても一番多い仕事だと言えると思います。
・LP(ランディング)ページ
LP(ランディングページ)制作の仕事になります。
例としては、ネット広告などをクリックした後に表示される商品の売り込みページをみたことはありませんか?
健康食品やサプリメント、学習教材などのランディングページが多いですね。
このような、商品を購入してもらうためのコピーライティングを駆使したり、心理学に基づく様々な技法を使って購入を促すページを作成するのがLP制作の仕事になります。
通常のSEO記事の仕事より、一件あたりの単価は高い傾向にあります。
・Youtubeの台本
Youtube投稿者のシナリオライターとして裏側でコンテンツを作る仕事になります。
Youtubeやへの関心が高まる中、案件も増えている状況があります。
今後のも案件は増える傾向にあると考えられます。
・電子書籍
ゴーストライターとしての仕事になります。
紙の書籍出版にはゴーストライターがいると思いますが、電子書籍も同様にゴーストライターの仕事があります。
一つの書籍を書き上げるための文章構成スキルはもちろん、著者へのインタビュースキルなども重要になります。
そのため、求められるレベルは高いですがその分報酬もグッと上がる形になります。
・SNS投稿
Twitterやfacebookに載せる文章を作成する仕事になります。
SNSの運用代行と言っても良いと思います。
求められるレベルも様々で単なる運用代行だけもあれば、KPI設定から各指数の目標を追う形もあります。
まだまだ発展途上の部分であり、案件単価自体もかなりばらつきがあります。
初稿を終えてわかった最も重要なことについて
Webライターの仕事はとにかく「書くこと」です。
そのため、いかに早く書いて納品できるかが稼げるかどうかを大きく左右します。
じゃあ早くタイピングを打てれば良いのか?というところですが、決してそんなことはありません。
結論、何が重要なのかというと「持っている知見とリサーチ力」です。
なぜなら、記事内容に精通しているかどうかでリサーチの時間と執筆スピードが大きく変わるからです。
そもそも、Webライターの仕事というのは細分化すると下記のようなものがあります。
- クライアントとの打ち合わせ
- 執筆前のリサーチ
- テーマの提案
- キーワード選定
- 構成の作成
- 記事執筆
- 貼付する画像の選定
- WordPressへの入稿
この中でも、特に時間がかかりやすいのが「執筆前のリサーチ」なのです。
考えてみてください。
仮にあなたが住宅メーカーの営業マンだったとします。
副業としてWebライターを始めた時に受注した案件が、経理に関する情報発信のメディアだったらどうでしょうか?
簿記や会計などの経理に関する役立つ情報を配信する時、あなたはスラスラと記事を書くことができるでしょうか?
きっと、できないと思います。
そもそもわからないことが多いため、リサーチはかなりの時間を要します。
また、いざ書き始めても都度不明点が発生することとなるでしょう。
そうすると、書きながら何度もリサーチした内容を確認しながら文章を書いていくことになります。
結果として、自分が得意で知見のある住宅に関する情報を書く場合と、このような経理に関する情報の記事を書く場合を比較した時に、単純な計算はできませんが倍近くの時間がかかってしまうと思います。
僕は初稿を終えてこのことをとても痛感しました。
というのも、僕は元々は銀行の営業マンでFP2級を持っていますが、約2年以上も金融業界から離れているために知識が鈍っていました。
また、この金融の分野というのはお金が絡む固い分野です。
つらつらと書きたいことを書くことは許されず、信頼性がとても重要になります。
そのため、間違った情報が掲載されないよう特に細心の注意を払う必要があります。
その分だけ、リサーチも慎重かつ丁寧に行う必要があり時間がかかります。
僕はこのことを初稿でとても感じました。
そのため、今後の案件受注に際しても自分の得意分野を中心に専門性を高めていく必要があると感じました。
まとめ
以上、いかがだったでしょうか?
Webライターの仕事の内容と、始めるにあたって専門性を持つことの重要性について触れました。
これから案件を受注される方は特に、自分の得意分野と今後書いていきたい分野をあらかじめ考えてから、案件を選んで獲得していくことをおすすめします。
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